私はギャンブルなど大学の頃からやっていて、今ではオンラインカジノやブックメーカーなどネットギャンブル中心ですが、パチンコだけは数回やってすぐに止めました。
パチンコやパチスロは気軽に行けたり、大学生にとって絶好のサボり場所・暇つぶし的な感じで通っていた方もいるかもしれませんが、正直な話パチンコは行くだけ時間の無駄です。
- パチンコのデメリットを感じて行かない人が増えている(人口減少)
- パチンコでは稼げない・仮に稼げたとしても効率の悪いギャンブル
- いますぐパチンコ・パチスロをやめるためにするべきことは?
などなど、こちらのページで解説していきます。
- パチンコ・スロットで負け続けてやめたいけど結局通ってしまう方
- 惰性でパチンコに通っていて、「このままでいいのか?」と疑問を感じている方
- ほぼ負ける可能性の高いギャンブルはしたくない方
パチンコは時間の無駄?|パチンコ人口減少の背景も
2020年より外出自粛の情勢などもあり、店舗型のレジャー施設やサービスは厳しい向い風との現状もありますが、パチンコ店はそれより前からすでに斜陽業界的な立ち位置にありました。
公益財団法人日本生産性本部の「レジャー白書」による、パチンコ店の参加人口ピークは1990年前後でなんと3,000万人近くもいました。この人口基準は1年間で1回でもパチンコ・パチスロ店に行った方を対象としているため、リピーターはこれより少ない人数になると思いますが、それでも相当な人口ですね。
1995年以降からパチンコ人口減少|2020年は890万人に
ただ、1995年以降より変造プリペイドカードなどの犯罪行為や、ギャンブル依存症といった社会問題の顕在化などが原因で、少しずつパチンコ人口が減少していきました。
2020年のパチンコ人口では前年比60万人減少の約890万人と、全盛期と比べて1/3以下まで減ってきています。これは、2020年8月時点でレジャー白書2020の記者発表会にて公表された数字なので、2021年はさらにパチンコ人口の減少が見込まれますね。
パチンコホールの店舗数も減少|2019年には1万軒未満に
パチンコ人口だけでなく、全国のパチンコ店も年々数が減ってきていまして、以下の公表データによれば2019年は9,639軒と大台の1万軒を割っていますね。
引用元:一般社団法人 日本遊戯関連事業協会 パチンコ営業所数
パチンコ業界も厳しい情勢であり、遊技機の大手メーカーであるセガサミーも業績悪化を理由に、グループ正社員と契約社員を対象に希望退職者を募集しました。それだけ現状ではパチンコ店に人が来ず、廃業や閉店も増えていくでしょう。
▷外部サイト:セガサミー 希望退職に729人が応募
パチンコ人口減少の大きな理由は?|やめるべきだと感じている人が増えている
パチンコ人口が1,000万人を割っている状況で、今後も多くのパチンコ店が廃業・閉店を決断してくことが予想されますが、ここまでパチンコ人口が減って業界が衰退している理由や背景について、見ていきましょう。
理由は様々ありますが、共通することとしてパチンコで遊ぶメリットが少なく、今がパチンコ・パチスロをやめ時だと感じているきっかけが多いと思われますね。
外出自粛のご時世でパチンコを続けるのがバカバカしい?
2020年から変わった情勢として一番の理由では、以前と比べて外出しづらい状況がありますよね。
リスクがある上で店舗に行って、さらにパチンコ・パチスロで負けてしまったら『時間の無駄だな…』と冷静になって考える方も増えているでしょう。
昔と違ってパチンコ以外の娯楽が多い|家で楽しめるゲームなど
パチンコ全盛期の時代(1990年代)では、今と比べて娯楽施設が少なく『とりあえず休日はパチンコ行くか』くらいの感覚で通っていた方も多いですね。
ただ、スマートフォンの普及などの影響でソーシャルゲームなど場所を問わず気軽にできる娯楽も増えており、遊ぶ選択肢が多くなっていることが原因でパチンコ人口が減っているとの見方もできます。
『どうせお遊びのゲームだからギャンブルやパチスロはできない』と思っている方もいるかもしれませんが、今ではスマホやパソコンを使って、簡単にギャンブルもできる時代になっております。
スマホで簡単に競輪で賭けて精算もできるTIPSTAR(ティップスター)も最近では流行っているほか、本格的なスロットゲームが楽しめるオンラインカジノなど、ギャンブルでも気軽にできる媒体が増えていますので、わざわざパチンコへ行くメリットが感じられなくなっていますね。
パチンコ禁煙化で喫煙者が行きづらい
それと、2020年は外出自粛の影響だけでなくパチンコ店内の禁煙化も人口減少の大きな理由になっているでしょう。
紙巻きタバコを吸いながらの遊戯はできなくなっており、分煙フロアがないとたびたび喫煙室や外に行ってタバコを吸う手間もあるので、パチンコへ行く回数が減ったという喫煙者もいますね。
ほかにも、人口減少の理由ではパチンコ・パチスロ新台のサイクルが早く同じ機種でずっと打てない事情があったり、昔と比べて出玉規制が厳しくなったこともあり、パチンコでより勝ちづらくなっているでしょう。
パチンコに行くデメリットは多い!
パチンコ・パチスロでやめるべき事情や、続けているだけ時間の無駄と感じることが多いですが、パチンコというのはデメリットが非常に多いギャンブルだと思います。
パチンコを続ける人は、大当たりが出る一瞬の快楽・喜びを求めてひたすらパチンコ・パチスロを打っていますが、その見返りはとても大きいですね。
- 1回のプレイで長時間かかる・時間を無駄にしている
- パチンコ・パチスロ以外のことに時間をかけなくなる
- ずっと打っているだけでつまらないと感じる
- トータルで負ける場合がほとんど
- 借金して最悪破産に追い込まれる
- 店内がうるさ過ぎて耳が悪くなる
- (パチンコ禁煙化前では特に)副流煙による健康被害
特に認識しておくべきポイントでは、パチンコは基本勝てる見込みの少ないギャンブルだということです。
パチンコは勝てないギャンブル
冷静になって考えてみれば、パチンコ人口が減ってきている現在でも約1万軒のパチンコ・パチスロ店が営業しているのは驚異で、それだけパチンコ業界は儲かっているビジネスモデルになっています。
実際、運営元の利益を確保していることを前提にパチンコなど娯楽施設のサービスが提供されているため、パチンコの投資額に対するリターンの割合(還元率)は平均すると、当然100%を割るのが通常ですね。
ギャンブルの還元率比較でも取り上げていますが、パチンコ・パチスロの還元率は良くて85%程度になっています。また、出玉の換金レートを考慮するとさらに還元率が下がるので、客側はより不利な状況ですね。
パチンコ人口の減少により一人当たりの回収額・損失額も増えています
さらにパチンコ客にとって向い風になっているのがパチンコ人口の減少で、運営側からすると客数が減れば当然利益も少なくなってしまうので、『台の設定を落として一人当たりの回収額を増やそう』という調整をします。
そのため、以前よりも低設定のパチンコ・パチスロ台が増えているのは確実で、パチンコ客にとって負けて犠牲になってくれる他の客が少なくなっていることで、自分自身も勝てるチャンスが減っているのが実情ですね。
パチンコへ行く時間が多いほど人生を無駄にしています
パチンコで危険なのが時間の使い方で、他のギャンブルと比べてもパチンコは費やす時間が非常に長く、それだけ人生を無駄にしています。
例えば、1週間に10時間ほどパチンコに通っている客がいれば、その方は1ヶ月あたり(ざっくり計算して)40時間・年間にすれば480時間をパチンコに使っていると考えられます。
480時間は日数にすると20日で、継続するとかなりの期間になりますよね。特にパチンコ大好きの方であればもっと時間を費やしているので、『果たしてそれだけの時間を使って得たものがあったのか?』と一度振り返って見るべきでしょう。
仮にパチスロで勝てていても危険!|生計を立てるレベル=ギャンブル依存症に
パチンコの悪いところばかりご紹介しましたが、中にはパチスロである程度勝てている方も少数ですがいるでしょう。
- 自分はパチンコで月10万勝っているから大丈夫
- 時給換算すればそれなりに良いバイトくらいのお金が入っているから、時間を無駄にしていないけど?
- パチンコ・スロットの勝ち方を知っているから問題ない
など、パチンコ・パチスロに対してある程度の投資的信頼を感じている場合でも、そのまま続けるのは危険な行為です。
パチンコで勝てている場合でもたかが知れている程度のお金
確かに、パチンコやパチスロでは勝てる台を狙ってプレイすればある程度の利益は確保できるなど、中級者以上の戦略はあります。
ですが、パチンコで得られるお金というのはせいぜい、月10~20万円ほどです。それ以上勝てる月もあると思いますが、勝てている客の平均はそれくらいの利益ですね。
パチンコのデメリットでもご紹介した通り、パチンコに費やす時間は長く、時には稼ぐことを目的につまらない台を打ち続けるケースも多々ある中で、『それだけの苦行をしてまで得るべきお金なのか?』という疑問もあるでしょう。
頭の使わないパチンコに依存している時点で危険な状況
パチンコで勝てている状況でも、ひたすら単調な台を回して、大事な時間を費やしている時点でギャンブル依存症の疑いもありますね。
パチンコ・パチスロは人口減少や低設定の台調整などの影響もあり、今後はさらに客側が不利になると思われます。今までは勝てていても、規制が厳しくなって勝てない中で『自分はパチンコの攻略法を知っているから大丈夫!』と過信して、結局負けてもギャンブル依存症は治らずといった最悪な結果も考えられるでしょう。
パチンコを今からやめるためにできること
ここまでお読みいただき、『やっぱりパチンコを続けるのは良くないか…』と少しでも疑問を感じるようであれば、早めにパチンコ・パチスロをやめるための行動が重要ですね。
パチンコ以外で時間を使う・スケジュールを立てる
パチンコに依存することでのデメリットではやはり、多くの時間を使ってしまうことがあります。暇さえあれば朝から並び、夜までずっと打っていることも珍しくないでしょう。
効果的なパチンコを止める方法では、時間が余っているから良くないので別のことに時間を費やす意識やスケジュール管理が大事ですね。
このご時世こそ休業が多くやることがないからパチンコへ通う人もいますので、趣味に時間を使ってみたり、もっと生産性のある副業を始めてみるのも手ですね。様々なことで忙しくなれば、自然とパチンコへ行く機会が減るでしょう。
パチンコをしている人間はどう思われているか客観的に知る
パチンコを続けている人では、自分がいかに危険な状況であるかそれほど自覚していないまま借金をしているケースも多いです。また、客観的な事実からあえて目を逸らしてギャンブルを続ける方もいるでしょう。
- 家族や友人に話して、パチンコを続けることがいかにダメなのか教えてもらう
- SNSなどでパチンコ・パチスロに関するネガティブな投稿をあえて見てみる
- ギャンブル自体の恐ろしさ・リスクをしっかり把握する
などなど、パチンコなどのギャンブルに関することや、自分自身についてしっかりと振り返る場が必要です。パチンコにのめり込むと、闇スロットや違法パチスロなど本当に危険なギャンブルに手を出す恐れもあるでしょう。
パチンコのことから離れる・他に夢中になることを探す
大学生で割とパチンコ・パチスロに没頭するのはやはり、『他にやることがないから』とか『とりあえず時間があるから』との理由が多いです。パチンコで暇つぶしをする状況を変えるため、パチンコありきの生活から脱却するのが望ましいですね。
仕事をもっと頑張ってみたりあえて残業を増やすほか、サブスクでいろんな映画を観てみるなど多様な選択肢がありますので、今後の人生を見据えて何か探してみるといいでしょう。
パチンコよりおすすめなギャンブル|プレイヤー人口が増加しているオンカジは?
パチンコ・パチスロのデメリットや、パチンコ客にとって稼げる見込みが少ないことなど解説しましたが『パチンコはやめるけど、ギャンブルは続けたい』とか『何か稼げる方法を知りたい』と希望する方もいるでしょう。
結論から言うと、絶対に稼げるギャンブルは存在しません。ただ、パチンコよりも勝てる可能性(還元率)が高く、時間的な負担や効率性の悪さもないギャンブルはあり、プレイヤー人口が日本国内でも増えているオンラインカジノがその一つです。
- バカラなど戦略的にプレイできるテーブルゲームが多く、パチンコより安定して勝てる!
- 初心者向けの入金不要ボーナスなども使えるので、試しにプレイできる!
- 日本人プレイヤーにおすすめのオンカジも多く、バリエーションが多い!
ただ、オンラインで手軽にできるギャンブルでもパチンコと同様、プレイ時間が長くなればギャンブル依存症の危険もあります。どんな人でもオンラインカジノはおすすめでなく、すでに借金を抱えている方や毎日パチンコへ通っている方は、まずギャンブルに対する考え方から正すようにしましょう。
▷オンカジなどギャンブルで借金・破産してしまう方の傾向とは?
節度を持ってギャンブルを楽しめるということであれば、オンラインカジノはおすすめです。オンカジについて始め方やお金のやり取りなど、以下の関連ページで確認するほかオンカジの安全性・法律面の情報も確認しておくといいですね。
▼オンラインカジノの入出金方法について詳しく!▼
オンラインカジノの入出金方法について、メリットやデメリットなどを踏まえて解説します。クレジットカード入金や使いやすい電子…
また、パチンコの要素がより強いオンラインパチスロを提供しているサイトもありますので、あわせて確認しておくといいでしょう。